【50代ダイエットステップ8】リバウンドしない!習慣化と体型維持の考え方

50代ダイエットステップ8のアイキャッチ画像。白ご飯や、鮭のあるバランスのいい和食の写真。

とうとう「50代ダイエットステップ」シリーズも、このステップ8で最終回を迎えることになりました。

ステップ1の現状把握から始まり、食事記録、食事改善の知識と実践、そして日常の活動量アップと、一歩一歩進んでこられたあなた、本当にお疲れ様でした!

そして、ここまでお付き合いくださり、心から感謝しています。

きっと、これまでのステップを通して、ご自身の体や心に嬉しい変化を感じていらっしゃる頃ではないでしょうか。

さて、最終ステップである今回は、

「リバウンドしないで、今の良い状態をどうやって続けていくの?」

という、ダイエットを経験した多くの方が抱える大切なテーマについてお話ししたいと思います。

せっかく頑張って手に入れた軽やかな心と体、そして健康的な食習慣。

これを一時のものにせず、これからの人生ずっと自分のものにしていくためには、ちょっとした考え方のコツや、日々の過ごし方の工夫があると、感じています。

「ダイエットが終わったら、また元通り…」

なんてことにならないように、一緒に「習慣化」と「体型維持」のポイントを見ていきましょうね。

目次

ダイエット成功後どう過ごす?「維持期」を自分らしく楽しむ心構え

目標体重を達成したり、体の調子が良くなったりすると、大きな達成感と共に、ちょっぴり気が緩んでしまうこと、ありますよね。

実はこの「維持期」こそが、本当の意味での新しい生活のスタートなのかもしれません。

  • 「ダイエットは卒業、これからは心地よくキープ」と意識をシフト: 「ダイエットを頑張る!」という特別な期間を終えたら、次は「この心地よい状態をキープするための、新しいライフスタイルを楽しむんだ」と、意識を軽やかに切り替えることが大切かなって思います。厳しい制限を続けるのではなく、これまでのステップで身につけた良い習慣を、暮らしの「当たり前」にしていくイメージです。
  • 体重計の数字だけじゃない「今日の私の心地よさ」を一番に: 維持期に入ると、体重のわずかな増減に心が揺れてしまうこともあるかもしれません。でも、体重はあくまで目安の一つ。それよりも、「なんだか体が軽いな」「今日も元気に過ごせたな」「美味しいものを、ああ美味しかったって楽しく食べられたな」といった、ご自身の心と体の「今日の心地よさ」に優しく目を向けることの方が、ずっと大切だと私は感じています。

リバウンドを防ぐ!毎日の「ゆる習慣」を見直そう

リバウンドを防ぐ鍵は、特別なことをするのではなく、これまでのステップで身につけてきた良い習慣を「ゆるく、でも確実に」続けていくことにあるように思います。

食事の習慣:バランスと「好き」を賢く両立するコツ

食事は毎日のことですから、無理なく美味しく、そしてバランス良く、が理想です。

  • 基本のPFCバランスは意識しつつ、完璧じゃなくてOK:
    ステップ5や6でお話しした、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランス。これを日々の食事で完全に計算するのは大変ですが、「今日はたんぱく質が足りなかったから、明日は少し意識しようかな」とか、「お野菜をもう一品増やそう」といった、大まかな意識は持ち続けられると良いですよね。毎日100点満点じゃなくて、1週間単位でバランスが取れていれば十分、くらいの気持ちでいると楽かもしれません。
  • 「ハレの日」と「ケの日」のメリハリを:
    お友達とのランチや家族でのお祝い事など、特別な「ハレの日」は心から食事を楽しむ!そして、普段の「ケの日」は、少しヘルシーな食事を心がける。そんな風にメリハリをつけることで、罪悪感なく食事と付き合えるようになりました。私の場合、美味しいものを楽しんだ翌日は、野菜たっぷりのスープや、消化の良い和食中心にするなど、自分なりの調整法を持っています。
  • 「腹八分目」を思い出す:
    「もう少し食べたいな」というところで、そっとお箸を置く勇気。これがなかなか難しいのですが(笑)、ゆっくりよく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されて、少ない量でも満足感が得られやすくなります。食事の最初に温かいお茶を一杯飲むのも、落ち着いて食べるのに役立つ気がします。

活動の習慣:楽しんで続ける「ちょこっと運動」

ステップ7でお伝えした「日常の活動量アップ」。これも維持期には大切な習慣です。

  • 「運動しなきゃ」ではなく「体を動かすと気持ちいい」へ:
    維持期では、義務感で運動するのではなく、「これをすると気分がいいな」「体がスッキリするな」と感じられるような、自分にとって心地よい活動を見つけて続けるのが一番。それは、お散歩でも、ストレッチでも、お庭いじりでも何でも良いんです。
  • 生活の中に「ついでに動く」を組み込む:
    エレベーターではなく階段を選ぶ、一駅分歩く、家事をしながら少し大股で動くなど、ステップ7でご紹介したような「ついで活動」は、意識しなくても自然にできるくらい習慣化できると理想的ですよね。

心の習慣:自分と上手に向き合い、ご機嫌を保つ

心の状態は、食生活や活動量にも大きく影響します。

  • ストレスを溜め込まない工夫を:
    ストレスを感じると、つい食べ過ぎてしまったり、動くのが億劫になったり…。自分なりのストレス解消法(好きな音楽を聴く、お風呂にゆっくり入る、友人とおしゃべりするなど)をいくつか持っておくと、心のバランスを保ちやすいです。
  • 「まあ、いっか」の精神も大切:
    時には食べ過ぎてしまったり、運動をサボってしまったりすることもあるでしょう。そんな時、「ああ、もうダメだ…」と落ち込むのではなく、「人間だもの、そういう時もあるよね。明日からまた気をつけよう!」と、軽やかに受け流す心の柔軟さも、長く続けるためには必要だと感じています。

体重・体調管理の「続けられる」工夫

維持期に入っても、自分の体と向き合い続けることは大切です。

でも、それがストレスになっては本末転倒です。

  • 体重測定は「目安」として、振り回されない:
    毎朝同じ条件で体重を測ることは、変化に気づくためには良い習慣かもしれません。でも、その数字に一喜一憂しすぎないこと。体内の水分量などで1kg前後は簡単に変動しますから、「最近ちょっと増え気味だから、食事内容を見直そうかな」くらいの、あくまで冷静な目安として活用するのがおすすめです。
  • 体調や気分、お通じなども大切なバロメーター:
    体重だけでなく、「朝スッキリ起きられるか」「日中元気に活動できるか」「お通じはどうか」など、自分の体が出しているサインにも耳を澄ませてみましょう。これらが良好なら、きっと良い状態を保てている証拠です。
  • 質の良い睡眠を心がける:
    睡眠不足は、食欲をコントロールするホルモンのバランスを乱し、太りやすくなるとも言われています。できるだけ毎日同じ時間に寝起きするなど、睡眠のリズムを整えることも、体型維持には大切です。

「もしも」の時に慌てない!リバウンドのサインと対処法

どんなに気をつけていても、生活環境の変化やちょっとした油断で、体重が少し戻ってしまうことは誰にでも起こりうることです。

大切なのは、そのサインに早めに気づき、慌てずに対処すること。

  • 「あれ?」と思ったら、早めに食事記録を再開:
    「最近ちょっとお腹周りがきつくなってきたかも…」なんて感じたら、数日間だけでも食事記録を再開してみると、原因が見えてくることがあります。原因が分かれば、ピンポイントで修正しやすいです。
  • 小さなズレは、小さな努力で元に戻す:
    数キログラム程度の増加であれば、慌てて極端な食事制限をするのではなく、「夕食の炭水化物を少し減らしてみよう」「いつもより30分多く歩いてみよう」といった、無理のない範囲での調整を数日間続けることで、意外とスムーズに戻せることもあります。
  • 自分を責めずに、またスタートラインに立つ:
    もしリバウンドしてしまっても、決して自分を責めないでくださいね。「一度成功したんだから、またできるはず!」と自分を信じて、これまでのステップで学んだことを思い出しながら、もう一度できるところからスタートすれば大丈夫です。

まとめ

「50代ダイエットステップ」シリーズ、ステップ8まで本当にお疲れ様でした!

今回は、ダイエットで手に入れた素敵な変化を、この先もずっとあなたのものにしていくための

「習慣化」と「体型維持」

の考え方について、私なりの経験を交えてお話しさせていただきました。

大切なのは、

「ダイエットはイベントではなく、健やかなライフスタイルそのもの」

と捉え、厳しいルールで自分を縛るのではなく、

日々の小さな良い習慣を楽しみながら、心地よく続けていくこと

だと、私は心から思います。

時にはうまくいかない日があっても大丈夫。

そんな自分も受け入れながら、長い目で見て「昨日より今日の自分が好きだな」と思えるように、一歩ずつ進んでいけたら素敵ですよね。

このステップシリーズが、あなたのこれからの人生を、より軽やかに、より笑顔で過ごすための一つの道しるべとなれたなら、これ以上の喜びはありません。

ダイエットのゴールは、体重計の数字だけではなく、あなたが心から

「今の自分が好き!」

と思えることだと、私は信じています。

これからも、あなたの毎日が、美味しい発見と、体を動かす楽しさと、そして何よりもあなた自身の輝きで満たされることを、心から応援しています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

ダイエットステップ1~7

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