「今年こそダイエット!」そう意気込んでみたものの、食事制限や運動、色々試したけれどなかなか続かなかった…そんな経験はありませんか? 焦ってたくさんのことを一度に始めようとすると、気づけば息切れして、いつの間にか元の生活に…なんてこともありますよね。
実は、ダイエット成功の秘訣は「頑張りすぎない」ことにあるのかもしれません。
50代の私が実際に成功したダイエットで、まず最初にやったのは、驚くほどシンプルなことでした。それは「最初の1週間、体重と体脂肪を記録する」ことだけ。
なぜ記録だけなのか?
それは、まず自分自身の体のリズムを知り、「記録する」という簡単な習慣を身につけることが、ダイエットを無理なく、そして長く続けるための大切な土台になると考えたからです。
この記事では、なぜダイエットの最初のステップとして「記録だけ」が有効なのか、具体的な記録のコツ、そして記録から見えてくることについて、私の体験談を交えながら詳しくお伝えします。
この記事を読んで、ダイエットへのハードルがぐっと下がり、「これなら私にもできるかも」と思えたら嬉しいです。
難しく考えず、まずは「自分を知る」ことから。一緒に楽な気持ちでダイエットの第一歩を踏出してみませんか?
なぜ最初の1週間は「記録だけ」が良いのか?
ダイエットを始めるとき、「食事も変えて、運動もして、記録もつけて…」と、つい意気込んで多くのことを同時にスタートさせがちですよね。
でも、ちょっと待ってください。それが、かえって挫折の原因になってしまうこともあるんです。
頑張りすぎは禁物!シンプルスタートが継続の鍵
私自身、以前はまさにそうでした。体重管理、食事制限、運動…と、一度に全部やろうとして、結局気持ちに余裕がなくなり、日々の生活リズムまで乱れてしまった経験があります。特に忙しい朝などは、やることが多いと焦ってしまい、ダイエット自体がストレスになってしまいました。そこで気づいたのが、「まず、できることを一つだけ、確実に習慣にする」ことの大切さです。負担が少なく、簡単に始められる「記録」だけに絞ることで、プレッシャーを感じることなく、ダイエットへの第一歩を踏み出すことができます。
最初はアナログでもOK!
ちなみに、私は最初、スマートフォンのダイエットアプリではなく、メモ用紙に手書きで記録していました。なぜなら、多機能なアプリだと、食事記録や日記機能など、他の項目も気になってしまい、「あれもこれもやらなきゃ!」と焦ってしまうかもしれない、と考えたからです(これは私の性格的なものですが)。まずはシンプルに体重と体脂肪率だけを知ることに集中したかったので、メモ用紙がちょうど良かったのです。
「記録する」習慣を作るコツ
記録すると決めたら、次はそれを「習慣」にすることが大切です。習慣化のためには、毎日決まった条件で記録することをおすすめします。
自分だけの測定ルーティンを見つけよう
体重は、測る時間やその時の体の状態(食事の前後、トイレの前後、服装など)によって、意外と変動するものです。毎日なるべく同じ条件で測ることで、日々の小さな変動に一喜一憂することなく、より正確な体の変化を把握しやすくなります。
私の場合、色々と試行錯誤した結果、最終的に「朝起きて、トイレを済ませ、お水を2~3口飲んでから、いつも同じ薄手の服で体重計に乗る」という流れが、自分にとって一番続けやすいルーティンになりました。
この「自分に合ったルーティン」を見つけるまでには、少し時間がかかるかもしれません。でも、焦らなくて大丈夫です。「どのタイミングが測りやすいかな?」「どんな服装がいいかな?」と、ご自身の生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を探してみてください。この「探す」時間も、自分の体と向き合う大切なプロセスです。
記録から見えてくること
毎日記録を続けていると、面白い発見があります。それは、体重や体脂肪は、毎日一定ではないということです。
体の自然なリズムを知る
「昨日より少し増えてる…」「今日はちょっと減った!」そんな日々の小さな変化を記録を通して客観的に見ることで、「ああ、女性の体はホルモンバランスとか、昨日の食事内容とか、色々な要因で日々変動するものなんだな」ということが、感覚的に分かってきます。
この「変動があるのが当たり前」という感覚が身についてくると、少し数値が増えた日でも、「まあ、こんな日もあるよね」と冷静に受け止められるようになります。数字に一喜一憂してダイエットが嫌になってしまう…という悪循環を防ぐ効果も期待できます。
記録を忘れても大丈夫!気持ちの切り替えやすさ
毎日続けるぞ!と意気込んでも、うっかり記録を忘れてしまう日だって、人間だもの、ありますよね。でも、この「記録だけ」ダイエットの良いところは、そんな時でも気持ちの切り替えがとてもしやすいことです。
プレッシャーが少ないから、続けやすい
もし、食事制限や運動も同時に始めていたら、「ああ、記録も忘れたし、運動もできなかった…もうダメだ…」と、一気にやる気が失せてしまうかもしれません。
でも、このステップでやることは、あくまで「記録だけ」。とてもシンプルです。だから、もし一日忘れてしまっても、「あ、忘れちゃった。まあいっか、明日またちゃんと測ろう!」と、簡単に気持ちをリセットできるんです。
私自身、何度か忘れたことがありましたが、この手軽さのおかげで、プレッシャーを感じることなく記録を再開し、習慣として定着させることができました。
まとめ
いかがでしたか? ダイエット成功への道は、決して険しいものばかりではありません。
ダイエットの第一歩として、まずは1週間、体重と体脂肪の記録だけを始めてみませんか? 焦らず、無理なく「記録する」というシンプルな習慣をつけることが、ダイエットを長く、そして楽しく続けるための大切な土台となります。
この最初の1週間は、焦らず、自分のペースで、食事内容は普段通りでOKです。体重計の数値に一喜一憂せず、「まずは自分の体を知るための期間」と気楽に捉えてみてくださいね。もしアプリの操作がプレッシャーに感じる方は、私のようにメモ用紙から始めるのもおすすめです。これはあくまで私の経験に基づいた一つの方法ですので、ご自身に合うやり方を見つける参考にしていただけたら嬉しいです。
さて、こうして「記録する」習慣が身についてきたら、「次のステップ」について、私の体験談を交えながらお話ししたいと思います。ぜひ、また読みに来てくださいね!
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